昨日は議会運営委員会→総務常任委員会所管事務懇談会→保育所経営者との意見交換会でした。

順序は逆になりますが、意見交換会では、現場の方からのリアルな意見により、外からは見えない実態がわかります。所管事務懇談会とは、常任委員会の所管事務報告の内容や当日の流れを確認するために、担当課と委員長・副委員長による懇談会です。概要に加えて、追加で書類を要求したり、説明の流れなどについて協議します。

今日の本題は議会運営委員会です。来年度の予算案が明らかになりました。ただし、新期事業の多くは新しい市長が就任してからの6月定例会で審議されることになります。そのため、これまでの継続事業が主な内容です。

市長について

市長の発言以降の言動に対する議会対応も議題でした。おかげで最近の議会運営委員会は報道がたくさん。前回は私が席に着く前に椅子の真後ろにカメラがセットされていて、カメラ位置をずらさないと椅子が引けない状態。今日も委員会中に椅子を少し後ろへ引いたら、カメラの足にガチャ。これもどうかと思いますが、そもそもの原因を考えると・・・
早く正常化してほしいものです。

今回の市長の発言に対して問い合わせが454件(2月5日13時時点)ありました。うち85%ほどが批判的な意見です。市外からの意見もあると思いますので、市民の反応がこの通りとは言えませんが、少なくとも、職員は本来業務に加えて、これに対応する手間が増えたこと、西宮市にマイナスのイメージで広まっていることは事実です。加えて議会も本来、来年度の予算審議に集中すべき時期ですが、それができにくい状況です。

本日の決定事項として、


施政方針は来年度の予算編成の考え方を市長自ら説明するものですが、辞職を促している市長の施政方針は受けない。そして、施政方針がないため、それに対する代表質問も行わない。ただし、質問時間を確保するため、議案質疑の時間を確保する。


責任を問う決議を全会一致で提出する。


本人が辞める気がない以上、発言の日を起算して、それ以降に支払われる給与や退職金相当額を退職金総額から減額する条例案を20日の本会議に提出する。

ことになります。


議会日程について


代表質問がなくなったことにより、2日分の議会日程がなくなりました。議員は本会議や委員会がある日だけ参加すればよいみたいに言われますが、議会中、日程がない日は議案や委員会資料に目を通して、疑問点や改善策について担当課に事前に確認します。今回は予算審議なので、各課が所管する事業について細かく提案や意見を述べることができます。その下準備のようなものです。これまでの不要な業務で費やされた時間を取り戻すことも含めて、有効に活用したいと思います。

分厚くて冊数があり、かさばる資料もタブレット(サイドブックス)があれば、こんな感じで手軽にどこでも目を通せます。画面はPCのものです。便利なんですが、なかなか広まらないんですよね。
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