保育士資格を取得するくらいライフワークとなりつつある待機児童対策。西宮市内の待機児童数は413人(平成30年4月1日現在)です。小学校区によって大きく差があります。
〇待機児童数の地域差解消
〇企業主導型保育事業の利用促進
〇保育士確保策
の3点について確認しました。まず、1つ目の待機児童数の地域差解消についてです。

==============

今年度4月1日現在の本市における待機児童数は413人でした。旧定義で比較すると今年は300人、昨年度は323人でした。利用保留児童数は828人で昨年度の830人と比較しても改善されていません。

資料はブロック、校区別の待機児童数と利用保留児童数です。
2

大社1 56人
甲東2 58人
広田2 46人
上甲子園 46人
など待機児童数が相対的に多いブロックがあります。現在、開設に向けて進んでいる保育所はありますが、保育無償化により利用ニーズが更に増えることが想定され、今後の整備において用地確保などの課題があります。


【質問】
待機児童数の地域差をどのように解決するのか。


【答弁】
保育所の待機児童対策につきましては、市内のほぼ全域で保育所の受入枠が不足していることから、これまでは市全域で対策を進めてまいりましたが、ご指摘の通り、土地の確保が困難ないくつかの地域では対策に課題を抱えております。引き続き既存施設及び市有地の活用を進めることに加えて、今年度は、保育需要が高く、かつ整備が進んでいない地域において事業者による用地確保型の公募を行っております。

また既に実施しております固定資産税等の課税免除や土地建物への賃借料補助に加え、保育所等を新規開設する事業者への新たな支援策を検討しております。それぞれのお住まいの地域での受け入れが叶うよう、整備に努めてまいります。


「企業主導型保育事業と保育士確保について」

「計画通りの進捗していない待機児童対策」

に続きます。