決算特別委員会の報告最終回です。職員が出張する際の旅費について2点質疑しました。

その1
他市と比較して高額、実費精算にすべき


西宮市の制度は国家公務員を参考にしているものが多いので、国家公務員、そして隣の尼崎市と比較します。

日当
111

宿泊料
777

・西宮市(西宮市職員等の旅費に関する条例)
14
・国家公務員(国家公務員等の旅費に関する法律)
77
・尼崎市(尼崎市職員等の旅費に関する条例)
111

日当、食卓料は国務大臣より高額です。尼崎市と比較すると宿泊料も高額ですね。

日当とは、目的地内を巡回する場合の交通費及び諸雑費を賄う旅費であり、一日当たりの定額で支給されます。つまり、中心地の駅までの交通費は実費支給され、駅から市役所等の目的地への交通費が実費支給されずに、かわりに日当が定額支給されます。例えば、駅から市役所へバス代が往復500円であっても日当が満額支給されます。市役所が駅の近くにありバス等を利用する必要がなくても、日当は満額支給されます。

食卓料とは、水路及び航空機による旅行の場合に支給される食費にあてる経費です。宿泊料が支給されないことに対する均衡を考慮した旅費であり、船賃若しくは航空賃とは別に食費を要する場合又は船賃若しくは航空賃を要しないが食費を要する場合に限り、一夜当たりの定額が支給されます。しかし、船や飛行機に乗ろうが乗るまいが、出張してもしなくても、普通は夜に食事をするため、支給の必要性を感じません。

食卓料をなくして、実費精算にすべきですが、他市事例等がなければ、なかなか変わらないのが市役所です。昨年度の決算特別委員会で他市と比較して高額であることを指摘した際、調査するという答弁でしたので、今回は調査結果を確認。西宮市が他市比較で高額ということを認めました。また、宿泊料を実費精算している自治体があることがわかりました。

実費精算にすべきと聞くと、経費の削減という観点にふれつつ、事前支給から実費精算にすると職員の手間・業務量が増えるので・・・みたいな答弁でした。一方で宿泊をともなう出張が年間何件あるかを把握していないとのこと。こういうのって実費精算が普通だと思いますが、普通にするために手間がかかるから、ちょっと・・・みたいなことが市役所ではあります。以前とりあげたタイムカードのような出退勤管理システムがない職員の勤務時間管理も同じく。

以前の記事→「職員の勤務時間について」


その2
近隣への日帰り出張でも日当支給

神戸市、大阪市、芦屋市、尼崎市など、西宮市と隣接する自治体へ出張する際の交通費はバス代が必要な場合、実費精算です。少し離れてその外にある川西市、明石市などへの出張の際はバスに乗らなくても日当が半額支給されます。例えば、川西市役所は阪急川西能勢口駅から徒歩圏内ですが、日当は支給されます。

おそらく宿泊をともなう出張よりも近場の出張の方が件数は多いと思いますが、近くは実費精算で、遠くは高額な日当支給。見直しには組合交渉が必要なので時間がかかりますが、私の質疑から制度の見直しの必要性は示してくれたので、引き続き委員会等で進捗を確認します。


☆☆☆西宮市議会議員わたなべ謙二朗(わたなべけんじろう)のブログ☆☆☆