午前中が雨ということもあり、バーチャル市議会の打ち合わせや政策要望の回答式など会議系と隙間時間に事務作業をミックスした一日でした。
バーチャル市議会は関西学院大学との協働でおそらく、他の議会でも例のないものになりそうです。日程などは正式に公開されてからお知らせします。

視察報告の最終回です。

公共施設再配置の取り組み


概要
〇北九州市公共施設マネジメント実行計画
北九州市は五市対等合併という経緯から、公共施設の保有量が人口1人当たり約5.0㎡と政令市の中で最大であり、政令市平均値の約1.5倍である。現在の公共施設を全て保有し続けた場合、今後40年間で、約1兆2,040億円が必要となり、大幅に予算が不足する。

平成28年2月に策定された「北九州市公共施設マネジメント実行計画」では、「施設分野別実行計画」にて、施設毎の計画について記載している。取り組み目標として少なくとも「今後40年間で保有量を約20%削減する」ことを目指している。

計画策定にあたっての基本方針
①施設の集約と利用の効率化
➁民間施設・ノウハウの活用
③市民センターを中心とした地域コミュニティの充実
④特定目的施設や利用形態の見直し
⑤施設の長寿命化と年度毎費用の平準化
⑥利用料金の見直し
⑦まちづくりの視点からの試算の有効活用
など

分野別では、総延床面積の約38%を占める市営住宅を、現状の約32,900戸から40年後に約20,000戸にする計画となっている。図書館やホールなどの施設は施設毎に統廃合の計画を定めている。

門司区ではモデルプロジェクト再配置計画として、門司港駅周辺に点在する区役所等の施設を駅周辺に集約し、複合化・多機能化することで利便性の向上及び市民サービスの効率化、地域の活性化を図ろうとしている。

市役所周辺では、民間の商業施設内にホールを設置している。施設全体を所有せずにホール部分の床だけを市が所有している。


質疑からわかったこと
施設の利用料金見直しによる効果額は?見直しにあたっての考え方は?
→同じ利用件数であれば、約2~3億円(平成26年度一般会計歳出額5,141億円)。施設の種類ごとに「公的関与の必要性」と「収益可能性」の視点から分類し、施設利用者の負担割合を設定した。大幅な負担増とならないように見直し幅を最大1.5倍にした。


提言
アミティホールの建替えが検討課題となっている。ホールを単独で建設する手法以外に、北九州市のように民間施設の一部の床を所有するなど、建設費と将来にわたる維持費を総合的に削減できる手法を研究・検討すべきである。

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区役所です。レトロな建物ですが、中はかなり老朽化が進んでいます。駅から離れており、坂の上にあります。門司区には門司港駅以外に駅が2つあります。老朽化が進む他の公共施設も含めて駅周辺に建替え集約すれば、区民の利便性は高まります。


西宮市議会議員 わたなべ謙二朗(わたなべけんじろう)のブログ