2019年6月10日をもちまして、西宮市議会議員の任期が終わります。皆様には、在任中、様々なかたちでご厚誼とご指導をいただきましたことに深く感謝いたします。

民間で培った経験を生かして、子供に関すること、防災、消防、公務員の人事給与制度などを中心で議会で提言しました。合わせて、市政における時事的な課題についても取り組んできました。市民の方からも多くのご意見をいただき、議会で提案して実現することができた際には、議員としての大きなやりがいを感じることができました。

結果を出せた事案がある一方、4年間では時間が足らず引き続き時間が必要な事案、全く結果につなげることができなかった事案も多々あり、自分の力不足も感じました。

一例として、これまで私が提案した不祥事防止に対する取組ですが、進捗していないだけでなく、むしろ市職員の不祥事が連続しています。役所独特のスピードの遅さと自らに甘い体質に対して違和感だけでなく、危機感すら感じております。

一方、政治への信頼低下が言われるなかで、少子高齢社会に必要な財源確保のために役所の仕組みを見直すことで、議員報酬以上の効果額を生み出すことができたことなど、市議会議員として最低限の職責は果たすことができたと自負しております。

今後ですが、まずは生活の基盤を整えてから、可能な範囲で社会に貢献できる活動を続けていきたいと考えています。